絶対値とは、その数字が0からどれだけ離れているかを表した数字です。
たとえば、5も-5も0から5個離れているので絶対値は5になります。
何に使うの?
たとえば、ウェブサイトで送料計算をしたいページを作りたいとします。
ユーザーの入力によって発送元と発送先を取得するとします。
htmlフォームを仮に、
<form><select><option value="1">北海道</option>・・・・省略<option value="20">東京</option></select></form>
とした際に、
北海道の値は1を取得し、東京の値は20を取得する事になります。
仮に発送元が東京で、発送先が北海道の場合は、20-1で値は19になり、
19の場合には送料いくらといった式を作ることが出来ます。
しかし、今度は逆のパターンの場合で発送元が北海道、発送先が東京の場合には、1-20で値は-19になり、
送料は同じなのに、-19の場合には送料いくらといった式を別に作らなければならなくなります。
こういった場合に絶対値があれば、19も-19も絶対値は19なので、式は一つで済むことになります。
また、沖縄の値を40にした場合でも、北海道から沖縄間、-1-40で―39、逆の場合も40-1で39、絶対値は39として式が一つで済みます。
こんなの何に使うの?といったキーワードが出てくることもありますが、意味の無いものは存在しないのかもしれませんね。